お口の中の細菌

揖斐郡池田町の歯医者

くつい歯科クリニックの歯の豆知識

お口の中の細菌についてお話しします。

お口の中には
口腔常在菌、日和見菌、
みなさんもよく聞いたことのある
歯周菌、虫歯菌などのたくさんの菌が
存在します。
口腔常在菌は、常にみなさんのお口の中に
いる菌で
日和見菌は免疫力などが下がった人
お年寄りや病気の人の口の中に存在する菌です
歯周病菌は口の中だけではなく、
体に害を及ぼす菌で全身に影響をもたらす
菌で
虫歯菌は歯の表面にバイオフィルムをつくり
乳酸をつくりだし、その乳酸で
エナメル質を溶かしてしまう菌です。

お口の中の菌の数は唾液1mlあたり1億個
存在するそうです。
これらの菌は健康にも影響を及ぼすものだと
言うことです。

おうちでは歯磨きをしっかりしてもらい
歯磨きではとれないポケットの中の汚れ
細菌は歯科医院に通い、機械によって
クリーニングをしてもらうことが大切だと
思います。

歯みがきの基本

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歯みがきの基本についてお話ししたいと思います。

自分の歯みがきに自信はありますか?
毎日きれいに磨いていても、ほとんど磨き残しがあり、磨けていない事が多いです。
磨いていても何故磨き残しがそんなに多いのか…
それは、歯みがきの仕方に問題があると言われています。
「歯みがきの圧が強い」「歯ブラシのストロークが大きい」「毛の開いた歯ブラシを使用している」など用具にも問題があると思われます。
磨けてない場所は、奥歯の奥、歯と歯の間、歯並びの悪い所などです。
上手に歯垢を落すための基本は、
1.歯ブラシの毛先を歯面に当てること
2.歯ブラシの毛先が広がらない程度の力で 磨くこと
3.5〜10㎜程度歯ブラシを細かく動かして、1〜2本ずつ磨くこと
が歯みがきの基本になります。
また、磨きにくい場所は、歯ブラシだけでは不十分です。
歯と歯の接触部には、デンタルフロスを使用したり、歯と歯の間には、歯間ブラシを使用したり、口の中の殺菌効果を高めるためにデンタルリンスを使用したりして、細菌を増やさないようにすることも大切です。それでも人によって口の中の状態や磨き方のクセも違うので、歯科医院で自分にあった磨き方を指導してもらうことも必要です。
定期的に歯のクリーニングをし、機械を使ってバイオフィルムや歯石を除去する習慣もつけると更にお口の中が健康に保たれると思います。

歯周病と身体の関わり

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歯周病と生活習慣病の関係について
お話します!!!

生活習慣病とは食生活、運動習慣、休養
飲酒、喫煙などのよくない生活習慣の
積み重ねによって引き起こされます。
糖尿病、肥満、脳卒中、心臓病、高脂血症
高血圧、痛風、大腸癌、慢性気管支炎
アルコール性肝炎、歯周病などといった
身近にもよく聞く病気のことです。
こういった病気で日本人の3分の2近くが
亡くなっています。

特に歯周病と糖尿病は関わりが多く
糖尿病患者の約8割には歯周病の症状が
見られます。
糖尿病の方の血糖値があがり症状が悪化
すれば歯周病の進行も進み、
また歯周病の治療を行い症状が改善されれば
血糖値も下がるということが見られています。

これらの他にも歯周病に関わる病気は
誤嚥性肺炎
早産、低体重児出産
細菌性心内膜炎
骨粗鬆症
などがあげられています。

このような身体に多く関わる歯周病です
定期健診に通って予防していきましょう!

歯周病のメカニズム

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歯周病のメカニズムについてお話しします

メカニズムについてお話しする前に、歯周病とは何かをお伝えしたいと思います。
歯周病とは、歯と歯ぐきの間から侵入した細菌が歯ぐきに炎症を引き起こし、歯ぐきの中にある歯槽骨という顎の骨を溶かしてしまう病気です。

メカニズム①
歯垢や歯石が付着してくると歯と歯ぐきの境、間、歯のくぼみなどに細菌が繁殖します。この細菌が歯周病を引き起こす原因となります。歯垢とは、歯と歯ぐきの境目についている細菌の事をいい、黄色のネバっとした塊で、歯の表面で育ったバイ菌が主成分で、人間の口に入る食べ物をエサに繁殖します。一度繁殖し出すと、どんどん増える性質があります。歯垢の停滞時間が長くなると唾液のカルシウム成分と結合して歯石を作ります。歯石には栄養分が沢山含まれている為、細菌の住みかになりやすいのです。
メカニズム②
歯肉炎とは、歯周病になる前の段階で、骨や歯根膜まで達してない状態です。歯の根の周りの柔らかい部分が細菌によって侵され、歯肉炎が進行すると歯周病になりやすいのですが、必ず歯周病に移行するとは限りません。個人差があり、その人の年齢、身体の抵抗力、細菌の種類、歯肉の性質によって変化します。
メカニズム③
歯ぐきから血が出るとよく耳にしますが、出血するのは、歯と歯ぐきの間にポケットという溝ができ、その内側の歯肉に炎症が引き起こされるからです。
出血は、歯と歯ぐきの間のポケットの中、歯の根に歯垢や歯石が付くと引き起こされます。歯ぐきの中には毛細血管が走っていて歯ぐきの溝へ栄養を送っていますが、細菌が繁殖することでエネルギーの消費量が増えて栄養の供給が途絶えてしまうのです。その結果、歯磨きをしたりして刺激が加わると出血するという現象が起きるのです。出血するということは、細菌が繁殖しやすい状態になり、歯周病を引き起こす原因となります
メカニズム④
歯ぐきだけで起きていた炎症が進行し、歯の根元の方まで侵入していくと歯の根と歯肉が剥がれ、歯槽骨という顎の骨が溶けます。骨と歯根膜を溶かし細菌が繁殖すると歯ぐきの組織が侵され歯の根っこに接着していることが出来なくなり、細菌は歯の根の方に進むという性質がある為、歯の根を溶かしていきます。このような状態が繰り返されることで、歯周病の悪化に繋がり、歯の根を溶かしてしまう為、最終的に歯は抜け落ちてしまいます。

歯周病と骨粗鬆症

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歯周病と骨粗鬆症についてお話しします。

歯周病と骨粗鬆症は互いに影響し合っていることを、ご存知でしょうか?

歯周病が進行し悪化すると、骨粗鬆症になるリスクも高くなります。また骨粗鬆症が進行すると歯の周りの骨が弱くなり、歯を失う可能性が高いと言われています。

骨粗鬆症は女性に多く、その理由は、女性ホルモンの減少、カルシウム不足、ビタミンD不足、糖尿病、運動不足があります。
歯周病が悪化し、歯が抜けてしまうとカルシウムやビタミンDなどが減少し、骨粗鬆症の進行が早まるリスクがあります。
歯周病の至る所で産生される炎症が、骨粗鬆症における骨吸収を早めることもあります。
一方、骨粗鬆症が進行すると顎の骨の骨密度も減少します。歯の周りの骨密度が減少するということは、歯を支えている骨を失うことになるため、歯周病が悪化しやすい状態になります。よって、歯があるかどうかが骨粗鬆症の進行に影響を与えます。
歯周病が進行しないように、早期治療をし、歯を多く残しておくことが、骨粗鬆症の進行を防ぐために大切なことといえます。
骨粗鬆症は、歯周病とは関係ないように思えますが、互いに影響し合っているのです。

歯の神経の大切さ

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歯の神経は抜きたくないという
患者様がよく来院されることがあります。
そこで歯の神経を抜くメリット
デメリットなどについてお話しします!!

まず歯の神経を抜かないといけないような
症状についてです!
1.ズキズキと耐え難い痛みが続く
2.冷たいもの温かいものがしみる
3.噛んだ時に強い痛みがある
4.痛み止めが効かないこともある
5.リンパ腺や頬まで腫れることがある

歯の神経を抜くメリットとデメリットに
ついてご紹介します!!!
当然デメリットの方が多いと考えてください!

メリット
・強い痛みを解消できる
歯の神経を抜くのですから食事中や
平常時でも痛みを感じることがなくなります
しかし痛みを感じなくなるということは
歯の異変に対するサインが感じられなくなる
というなのでしっかりの念頭に置いておいて
ください。
・虫歯の進行を食い止められる
神経部分が虫歯菌に侵食されると
最近が歯骨まで到達してまうというケースも
あります!
ただ細菌に侵された神経を除去することで
それ以上の進行を防ぐことができるのです!

デメリット
・歯の異変を感じなくなる
歯の神経が存在することで食事中に
歯がしみる症状や、
虫歯の進行による痛みなどを感じることが
できます!
しかし神経をとってしまうとこういったものを
感じなくなってしまうのでより一層のケアが
必要になってきます。
・虫歯から守る力がなくなる
神経は痛みとして異変を知らせるだけでなく、虫歯に冒されると歯を固くしたり、
虫歯の急激な進行を食い止めたりといった役割もあります。その神経を抜いた歯は、虫歯になりやすいのです。
・歯がもろく割れやすくなる
歯の神経部分には血液も循環しており
水分を供給したり歯を健全に保つ働きが
あります。その神経を失うと歯がもろくなり
割れやすくなります。
・歯の色が黒ずむ
・温度が感じられなくなる
温度を感じなくなることで食事の味にも
影響がでてきます!!
・治療期間が長くなる
神経を残さずしっかり除去して
根管の治療がしなくてはいけないので
長い治療期間がかかります。

歯の神経を抜くことにはたくさんの
デメリットもあります。
治療法はしっかり考えて決めることを
おすすめします。

ホワイト二ング後に歯を白く保つ秘訣

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ホワイト二ング後に歯を白く保つ秘訣についてお話しします。

ホワイト二ングとは、化学的な薬剤の使用によって歯を漂白する事です。その後、歯を白く保つ為には、日常生活において日々のセルフケアが大切です。
その際には、必ず歯磨剤を使用し、ステイン除去効果のある歯磨剤をオススメします。
特に、着色性の強いカレー・コーヒー・紅茶などの摂取は、摂取したその日のうちにケアする事が大切です。また、コーラなどの炭酸飲料や酸性の強い食品も着色しやすい環境を作る為、過剰な摂取は控えた方がよいと思われます。
歯磨剤も、フッ化ナトリウムは大丈夫ですが継続して使用するとステインが沈着するフッ化物もある為、ホワイト二ングを施術する場合は避けた方がいいでしょう。
また、含嗽剤や洗口剤に含まれるポビドンヨードやグルコン酸クロルヘキシジンは着色しやすいので、ホワイト二ング直後だけでなくその後も使用に関しては注意が必要です。

セルフケアにおいて、歯の表面のケアも大切ですが、歯間部に着色が認められると白い歯の印象も変わってしまう為フロスなどの使用が大切です。必要に応じて歯間ブラシも使用し、ステインだけでなく、歯石の沈着予防にも意識を向けましょう。
また、口腔内の乾燥は、着色しやすい環境を作る為、口呼吸を改善したり、唾液の分泌を促すマッサージをしたりする事も歯を白く保つ秘訣につながります。

日々のセルフケアがとても大切な事はお話ししましたが、歯を白く保つ為には、定期的なメンテナンスとタッチアップが必要不可欠です。
セルフケアが適切に行えていても、メンテナンスやタッチアップを怠ると白さを持続する事が難しくなります。
ホワイト二ングで白さを実感し持続する為にもセルフケアとメンテナンスやタッチアップなどのプロケアを継続しましょう。

小児の生活リズムの改善

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小児の生活リズムの改善についてお話しします。

子供達の成長に、睡眠、食事、排泄、運動という毎日行なっている生活習慣が、大きく関係している事は、ご存知かと思いますが、顎、顔面、歯列の成長にも大きく関係しています。

睡眠は、早寝早起きが大切ですが、現代は、遅い時間までのテレビ視聴、ゲーム、スマホの普及、両親の帰宅時間が遅いなど、大人の生活習慣に子供達を巻き込んでしまっていて、リズムが崩れ、朝から時差ボケのような状態になり、本来は、視覚、嗅覚、味覚を通じての働きかけが食欲を起こし、唾液や胃液の分泌を高めて食べる準備を整えるので、朝食をしっかり食べれる事が少なくなっています。
また、寝る事だけでなく、睡眠中の姿勢も、顎、顔貌、歯列に影響があり、うつぶせ寝を続けると、面長な顔貌になりやすかったり、横向きにばかり寝ていると、歯列不正になりやすかったり、長時間、顎に力がかかるので変形しやすくなります。
出来れば、寝付くまで仰向けにし、寝付いてからも仰向けになっているか確認することが大切です。
食事も、三食食べさせれば大丈夫という訳ではなく、子供の歯の成長に大きく関係する為、食べさせる物もしっかり選ぶ事が大切です。
現代は、ヨーグルト、スムージーなどの手軽に摂取出来る朝食が増えていますが、咀嚼の回数が減少し、噛む力が育たない、顎が成長しない、胃腸が惰性、退化し、老廃物の出にくい身体になってしまっています。そこで、しっかり咀嚼の出来るご飯や具沢山のお味噌汁などを取り入れ、胃腸を運動させて、毎日排泄を促す事が大切です。
運動も現代は、ゲーム、スマホの普及で、身体を動かす事が減っています。
家に閉じこもり、ゲーム、スマホばかりしていては、食事、排泄、また姿勢が悪くなり噛み合わせや歯列にも悪影響が及ぼされます。
子供達と一緒に、私達大人も生活習慣を見直し、少しでも睡眠、食事、排泄、運動のリズムが崩れないようにする事が、顎、顔貌、歯列の成長の改善に繋がると思われます。

インフルエンザ予防

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ウイルスは、細菌やカビとは全く異なった微生物です。細菌やカビは、何かの栄養(食べかすなど)を見つけて、それを食べて繁殖します。でもウイルスは生きた細胞にしか興味がありません。ただ栄養があるだけでは生きられず、生きている細胞、例えば私達の身体の細胞に侵入して、寄生し乗っ取ることでしか生きられないのです。

口の中には食べかすや染みだした血液などの栄養がたっぷりとありますが、ウイルスはこれを全く利用できません。そのため口から入ってきたら、なるべく奥へと入っていって、喉や肺の細胞などに寄生します。これが「ウイルス感染」です。中には、感染したまま発症するチャンスを狙って何十年も細胞の中に潜伏するものもいます。例えば口唇ヘルペスなどを発症させるヘルペスウイルスがこれに当たります。

それに対して、インフルエンザウイルスは感染するときをおかず爆発的に発症します。また、風邪のウイルスなどに比べても格段に感染力も強いため、恐ろしいウイルスです。
インフルエンザウイルスに感染しないようにするには、口に入ってきたらすぐに取り除くことです。また唾液の中に漂っていたり、粘膜の表面に溜まっていて細胞の中に入り込まないうちにうがいをして取り除いてしまいます。

そして歯磨きも有効です。口の中に溜まっているウイルスを取り除くことが出来れば発症を未然に防ぐことができます。

歯磨きを怠って口の中で細菌が増えると、その毒素で粘膜が破壊されるため
そこからウイルスが入り込みやすいことが理由としてあげられています。
日頃から丁寧に歯磨きをしていると、口の中の粘膜を健康に保つことができます。虫歯や歯周病の予防が、同時にインフルエンザ予防につながります!

酸蝕症

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酸蝕症についてお話しします。
虫歯、歯周病に続き、第三の口腔疾患として注目されている疾患がこの酸蝕歯(酸蝕症)です。では、この病気とは、一体どのようなものなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

酸蝕歯とはそもそもどのような病気??
酸蝕歯(さんしょくし)とは聞きなれない言葉ですね。簡単に言うと歯が溶ける病気です。歯が溶ける(歯が蝕む)と言えば真っ先に思いつくのが虫歯ですが、これは原因が「細菌」によるものです。一方、酸蝕歯は「酸」によって歯の表面のエナメル質という硬く覆われた部分が軟らかくなり(軟化)、すり減って薄くなった状態のことを言います。普段の生活習慣が原因となることから生活習慣病とも言えるでしょう。一度すり減ったエナメル質は元に戻りません。

酸蝕歯は酸の強い食べ物を多く食べることで口の中が酸性に傾き、化学反応により、歯が溶けていく病気

歯というものは、脱灰と再石灰化を繰り返すが、酸蝕症がこれを狂わせる

歯というものは「溶ける→再生」を繰り返しています。歯のエナメル質・象牙質からリン酸カルシウムが溶け出す現象を「脱灰」といい、唾液がそれを修復する現象を「再石灰化」といいます。しかし、酸蝕症は脱会を進行させ、再石灰化が追いつかなくなり歯が溶け出してしますのです。

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歯、全体が溶けてしまうことも。

酸蝕歯の代表的な症状はどのようなものなのでしょうか?

虫歯かなと思ったら酸蝕歯だったということもあります。下記のような症状がないかチェックしてみてください。

歯がしみる(知覚過敏や虫歯のような痛みが出ることがあります。)
黄ばんでいる
歯が細くなる、短くなる
歯がすり減る、平らになる
歯が薄くなる
歯に艶がなくなる
歯茎の境目や歯と歯の間が茶色くなる
きちんと歯磨きをしているのに虫歯になる
詰め物が変色したり、取れやすくなる
上記のような症状に複数覚えがある場合は酸蝕歯、酸蝕症の可能性があります。初期の段階では気づかなかったり、虫歯と区別がつきにくいため、早めに歯科医に相談しましょう。

では、この酸蝕歯どのような原因でなることが多いのでしょうか。アナタも知らない内に酸蝕歯になる原因を作っているかもしれません。

酸蝕歯の原因はどのようなもの??
かつてはメッキ工場などで蒸発する酸を労働者が吸引することによって発症していた病気ですが
いまではほとんどありません。その代りに、健康ブーム、美容ブーム、酸の多い現代の食生活よって
多くの人が酸のリスクにさらされています。

原因①食べ物や飲み物によるもの

私たちが毎日摂取しているものの中で、おいしく感じるものは酸性の食べ物が多く、市販の飲料の約70%は酸性の飲み物と言われています。毎日の食事が大切な歯を溶かす原因になっているとはショックですね。

<酸性の強い食品>

炭酸飲料やスポーツドリンク
柑橘系の果物(オレンジ、レモン、グレープフルーツ、キウイフルーツなど)
フルーツジュースや野菜ジュース
梅干しや酢(酢の物や黒酢ドリンク、ポン酢など)
クエン酸やビタミンCなどのサプリメント(液体、顆粒)
マヨネーズ、ドレッシング
ワイン、ビール、酎ハイ
栄養ドリンク
ハーブティー
子どもが好む炭酸飲料やスポーツドリンクには酸のほかに砂糖も大量に含まれていますので虫歯と酸蝕歯が併発することもあります。何気なく口にしているものが歯にとって良いものか悪いものかを気にすることで予防につながります。

このほかにも酸性の強い洗口液や歯磨き粉などにも注意が必要です。

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