子供の虫歯の特徴

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くつい歯科クリニックの歯の豆知識
子供の虫歯の特徴ついて、お話しします。
子どもは痛みを感じる神経が未発達のため、子どもが痛いと口にしたときは虫歯がかなり進行していることが多い
子どもが痛みを感じる前の初期の段階でむし歯を発見したい。
むし歯の第一歩は歯の表面に現れる白濁の状態です。
健康な歯の表面はガラスのようにツルツルしているがすりガラスのように白く濁ってきた感じになってきたら要注意です。
しかしこの段階ならフッ素入りの歯磨き剤を使った念入りな歯磨きや食生活に気をつけることで、本格的なむし歯の進行を防ぐことも可能です
親の目から見て穴が開いていたらかなり進行したむし歯の可能性が高い。
乳幼児は痛みを訴えないので親が気が付くのが大切です。
乳歯のむし歯はエナメル質や象牙質が薄いため親が思う以上に神経まで達する速度が速い。
そうならないためにも早めに歯科医院で処置を受けることが大切です
仕上げ磨きのときなどに子どもの歯をよく観察しこれらの変化の早期発見に勤めましょう。

歯並び

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昔より歯並びの悪い子供が増えました。

じゃあなぜ歯並びの悪いお子様が増えたのでしょうか、
それはあごの育たないから永久歯が並びきらず、歯並びが悪くなってしまうという結果が起こっています
でもなぜ子供のあごが育たなくなってきたのでしょうか
それは子が噛む回数が激減しているからです。

現代の子供の噛む回数と食事にかける時間は、戦前の半分以下
弥生時代と比較するとなんと6分の1以下になっているのです

それでは栄養をとれば体は大きく育つと思っていませんか?
全身の筋肉や骨は運動することで育ちます。
詳しく述べるとどんなにたっぷり栄養をとったとしても、それが細胞に取り込まれなけば骨も筋肉も成長できません
細胞に栄養をとりこむために必要なものが「運動」なのです

あごにとって噛むことが唯一の運動です。
噛むことであごの骨がたわみます、そのことで骨を作る細胞が栄養を取り込み骨を増やした結果、あごの骨が育つのです

あごの骨を成長させるには次の二つのことを実行してみてください

①ひと口につき30回かもう。
一日3回しっかり食べることが大切です
その時にひと口につき右側で10回左側で10回両方で10回噛んでもらうといいです

②歯ごたえのあるものを食べる
昔に比べて歯並びが悪くなった最大の原因が「軟食」にあると思います
ハンバーグ、コロッケ、、ラーメン子供の好きなものは噛むことを必要としないものが多いのです
子供が食べたくない、残すからといった理由で軟らかい食事が慢性化しているお子様も少なくありません。
それでも子供の健やかなる発育を願って、食材を少し大きめに切る、ゆでる時間を少し短めにするなどして噛みごたえのある料理を一品出すなど工夫してみてください

まずはご家庭でできることで子供のあごの発育がよくなることをしてみてください

自覚症状がない歯周病

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自覚症状がない歯周病についてお話しします。

「歯周病」、実は非常に怖い病気なのです。
皆さんは歯医者さんにはどういった理由でこられます?
「歯がしみる」 「詰め物が取れた」 「口臭が気になる」など様々な理由があります。
ただ一番多いのは「歯が痛い」という理由が一番多いです。

ただ歯周病は痛くないのです。

厳密に言うと歯周病は歯茎の骨が溶けてしまう病気なのですが、骨が溶け始めても痛くもかゆくもありません
自覚症状として歯茎がはれたり、歯が動いたりすると、重症化しています。
よほど進行しないと自覚症状がないので、患者さんはかなり悪くなってからじゃないと気付きません。
ただ重症の歯周病は患者さんと、歯科医のよほどの努力がないと治すことはおろか、進行を止めることもできません。
また歯周病で治療の進行を遅らせることはできても、治して元の状態に戻すことはできません。

こう聞くと歯周病は大変怖い病気に聞こえます。
なので大切なのは、どれだけ早く見つけて歯周病の進行にブレーキをかけるかが勝負です。

こういった人は自覚症状がなくても歯科医院に一度受診をお勧めします。
■歯を磨いていて出血のある方
■歯がむずがゆく晴れた感じのある方
■40歳以上で最近1年歯医者さんに受診していない方
念のため一度歯科医院で歯周病の検査を受けてみてください。

唾液の成分

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唾液の成分についてお話しします。

唾液の成分は、若さを保つ事にも関係があります。
良いかみ合わせでよく噛むとお口の中の唾液がたくさん出るようになります。
実はこの唾液に、若さを支える様々な働きがあります。

わかってきた唾液の様々な働き
①唾液には消化を助ける働きがあることはよく知られています。
また唾液の中のムチンという粘り気の物質が食べ物を包んで、のどや食道胃腸などを守っています。
唾液には、外部からの病原菌の侵入を防いだりお口の雑菌が増えないようにする働きもあります。

最近注目されているラクトフェリンは唾液に多く含まれその抗菌作用から「天然の抗生物質」とも呼ばれてます。
ラクトフェリンとは腸内の善玉菌を増やしたり免疫力を高める作用のあるたんぱく質

②唾液には皮膚や脳の老化を抑えて若返りを促す働きがあります
唾液には上皮成長因子と神経成長因子が含まれていることが分かってます。
上皮成長因子は皮膚が傷ついたとき傷跡の修復を促す働きで、皮膚を活性化する機能と考えてよいでしょう
神経成長因子は神経細胞を活性化し脳神経の機能を回復する機能です

またドライマウスといって唾液の少ない人は唾液中の活性酸素が多いという研究結果もあります。

このことからも唾液の量が減ることで全身の健康に作用していきます。
お口が乾燥してきたなと思ったら是非一度歯科医院に受診してみてください。

歯磨きの仕方

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歯ブラシの持ち方について

歯ブラシの持ち方は、細かい動きが可能な『鉛筆持ち』が良いと言われています。歯ブラシがきちんと歯に当たっていれば、軽い圧でプラークを除去することができます。
ゴシゴシと圧をかけて磨いている人は多いのですが、圧をかけすぎると次のような悪影響もありますので、適度な力加減を心がけることが大切です。
ブラッシングの力が強いと、、、、
歯の表面や歯肉にダメージを与える
歯ブラシが傷みやすくなる
毛先が歯面に当たりにくくなり、磨き残しになりやすい

歯ブラシの選び方について

歯ブラシにはさまざまな種類があり、ヘッドの大きさや毛のかたさなどに違いがあります。口の中の状態や磨き方によって適した歯ブラシは違ってきますから、自分に合った歯ブラシを選ぶことが大切です。

ヘッドの大きさ

ヘッドの大きさが小さい方が、歯ブラシを動かしやすく奥まで届きやすいと言えます。また、ヘッドが大きめの歯ブラシは、短時間で効率良く汚れを落とせるメリットがあります。

毛のかたさ

力のかけ方が強すぎる場合には、毛のかたい歯ブラシを使用することはおすすめできません。歯ブラシの毛がすぐに開いてしまう場合には、力を入れすぎている可能性があるため、歯ブラシの選び方や磨き方を見直してみると良いでしょう。

正しい歯の磨き方について

歯は立体的であり、1本1本が違う形状をしています。また、歯並びは人によって様々で、歯並びが良くない部分は磨きにくくなっています。
歯の形や歯並びに応じて、1本1本の歯を丁寧に磨くことが大切でしょう。
また、歯ブラシの毛先が歯面に当たっていなければ、効果的にプラークを除去できないため、鏡を見ながら毛先が当たっているかを確認すると良いです。
一般的に、歯と歯肉の境目に対し、歯ブラシを45°~90°で当て、歯ブラシを細かく動かすと(一度に磨くのは1~2本)効果的にプラークを除去できるとされています。
毛先が届きにくい場所は?

全ての歯面に歯ブラシの毛先を当てるためには、歯ブラシの「つま先」や「かかと」など、歯ブラシの当てる場所を工夫することも必要です。

正しい歯の磨き方

歯は立体的であり、1本1本が違う形状をしています。また、歯並びは人によって様々で、歯並びが良くない部分は磨きにくくなっています。
歯の形や歯並びに応じて、1本1本の歯を丁寧に磨くことが大切でしょう。
また、歯ブラシの毛先が歯面に当たっていなければ、効果的にプラークを除去できないため、鏡を見ながら毛先が当たっているかを確認すると良いです。
一般的に、歯と歯肉の境目に対し、歯ブラシを45°~90°で当て、歯ブラシを細かく動かすと(一度に磨くのは1~2本)効果的にプラークを除去できるとされています。

参考にしてみてください!

甘いものがしみる原因

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甘いものがしみる原因について、お話しします。
チョコレートなどの甘いものを食べたときに、歯がしみた経験はありませんか?

甘いものを食べたときにしみるのは、普段は痛みがなくても虫歯になっているのかもしれません。

それにしてもなぜ、甘いものはしみるのでしょう?

▪️根本的な原因は象牙質の露出

健康な歯の表面は硬いエナメル質に覆われています。
エナメル質は骨よりも固く、わたしたちのカラダの中でも最も固く強い場所といえます。

その下には象牙質と呼ばれる比較的やわらかい層があります。

また、歯の根もエナメル質ではなく、セメント質というやわらかい層です。

なにかしらの原因でエナメル質が削れていたり、根のセメント質がむき出しになった場合に「しみる」という症状が出ます。
だから歯の根元付近で痛みを感じる場合が多いのです。

今1番有力なのが動水力学説
実は甘いものがしみる原因はハッキリとはまだ解明されていません。
でも歯医者はみんな知っているこの説。
熱くも冷たくもないのに甘いものがしみるのは、歯に含まれる水分が移動するから…これってなぜ??
キュウリやナスに塩をかけておくと、中の水分が出てきてビチョビチョになりますよね。
実は砂糖でも同じ現象が起きます。

歯に砂糖がつくと、歯の水分がひっぱられて、ついでに神経も
ひっぱられます。
その結果しみるような痛みを感じるのです。

ちなみに水分がある場所は歯の象牙質といわれている部分。
実は象牙質にはたくさんの穴があってスポンジみたいになっているのです。
その部分から水分がひっぱられるのですね。

▪️酸による浸食
その他の原因としては、歯に付着している細菌が糖分を分解して酸を作り、その酸が歯を浸食することでしみるともいわれています。
▪️まとめ
甘いものがしみるときは、いずれにしても刺激が歯の神経に伝わりやすい状態になっているようです。
早めの受診をおすすめします。

ちなみに、辛み成分はこれらの反応に関係がないので辛いものを食べてもしみないのです。

口臭について

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どんな人でも、吐く息には匂いがあり無臭の息というものはありません。
肺や鼻や胃腸に問題がある人はともかく、健康な人の吐く息に問題がある場合お口の中に原因があることが多く認められます。

口臭は1日の中でも時間と条件によってずいぶん変化するもので、朝起きた時が口臭がきつくなります
なぜなら寝ている間に口の中の食べカス、唾液中の有機物が細菌の影響で腐敗し、
硫化水素やメチルブタンといった匂いのある成分が発生するからです。

なので朝の口臭を減らす方法は2つあります
①うがいや歯磨きなどのお口の掃除で細菌を減らす方法があります
特に高齢になってくると唾液の量そのものが減ってきますので余計に口臭がひどくなることがあります

②実は空腹でいると口臭がひどくなることがあります
これは空腹時に膵液が胃に入るためこの匂いが呼気に混じるからであろうといわれてます。
人の呼気は食後1~2時間は芳香性があり心地よいが、3~4時間も経って空腹になると不快臭を伴うようになります。
何か少しでも、たとえばヨーグルトとかバナナ一本でも食べることで不快臭が減ってきます。

なので朝は生理的に誰でも口臭がしやすいので、できたら朝の歯磨きと朝食を摂ることをすると
口臭が減ってきますよ!

歯の抜けたままの放置

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歯の抜けたままの放置についてお話しします。
■虫歯や歯周病が多発する
大人の歯は、親知らずを除けば、右上、右下、左上、左下にそれぞれ七本ずつ、計二八本あります。ところが、歯周病や虫歯がひどく悪化すると抜歯を余儀なくされることがあります。また、事故やケガによって歯を失うケースも珍しくありません。
このように、何らかの理由で歯が抜けてしまった場合、歯科医院では失われた歯の代わりに人工の歯(入れ歯)を補う治療が行われます。なぜなら、歯をたとえ一本でも抜けたままの状態にしておくと、見た目が悪くなるだけでなく、ほかの歯や歯ぐき、さらには体の各部に悪影響を及ぼすことになるからです。例えば、歯が根元から抜けて空間が生じると、両隣の歯が倒れてきて歯並びが悪くなってしまう恐れがあります。歯並びが悪くなると、歯と歯のすきまに汚れがたまりやすくなります。そのため、虫歯や歯周病が起こりやすくなるのです。
また、私たちの歯はつね日ごろ、上下の歯がかみ合わさっていますが、歯がなくなるとその歯とかみ合わさっていた反対側の歯が根の部分を露出させながら伸びてくるという性質があります。根の部分は細菌の感染に非常に弱いため、虫歯を一段と招きやすくなります。ただ、一つ例外は、親知らずか第二大臼歯(親知らず以外で最も奥にある歯)が抜けた場合です。
この場合は、それより奥に歯がないので、抜けたまま放置しても基本的には問題ありません。歯並びが悪くなったり、かみ合わせがズレたりすることはまずないでしょう。反対側の歯が伸びてくることはありますが、それぞれ不都合が出るのは三人に一人程度です。つまり、一番奥の歯であれば抜けたまま放置していい場合もあるのですが、そのほかの歯の場合は、抜けたまま放置しておくと非常に高い確率で体にはさまざまな悪影響が出てきます。

虫歯

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虫歯になりやすい人、なりにくい人に
ついてのお話をします。
普段何もしていない状態ではお口の中は弱アルカリ性になっています。
しかし、物を食べたり飲んだりすると、口の中は酸性に傾きます。
すると、歯の表面のカルシウムが溶け出します。これを脱灰といいます。
少々のことでは見た目には何も変わりませんが、脱灰が進むと、歯が白っぽくなってきて、黒い色が着き始め、穴が開いてきます。
このように酸性の状態が続くと虫歯になります。
ではどのようにして弱アルカリの状態に戻るのでしょうか?
もうお分かりですね?
そう、唾液が弱アルカリに戻してくれるのです。
この能力には個人差があります。
また、唾液自体の量も個人差があります。
食事の間隔も重要です。
食事をすると口の中はすぐに酸性になります。
しかし唾液によって弱アルカリに戻るには時間がかかります。
ですので、お菓子や甘い飲み物をだらだらと飲んでいると口の中は
常に酸性状態、つまり常に虫歯が出来る状態なので
同じ量を食べるなら一度に食べてだらだらと食べないことです。
また、歯並びがよくないと必然的に磨きにくい部分が出てきます。
そうするとどうしても虫歯になりやすい部分が出てきます。
歯の硬さも関係します。
歯の表面にはエナメル質といってとても固い部分がありますが、
この成熟度も人によって異なります。
カルシウムがしっかりと結晶化していると透明度が上がり、
内部の象牙質が、やや黄色っぽい色が見えます。
しかし、結晶化が甘いとにごって白っぽくなります。
結晶化が甘いと虫歯になりやすくなります。
このように虫歯になりやすい人、なりにくい人はあるのです。

フッ素

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フッ素についてお話しします。

虫歯予防には、甘いものを食べたり飲んだりする回数を減らすことが一番です。
ときどき甘いものを食べてしまう人のための、積極的な手助けの方法があります。
それはフッ素を含む薬剤を虫歯になりやすい歯面に塗ったり、フッ素を含む溶液で口をゆすいだり、あるいはフッ素を含む歯磨き剤を使う方法です。
日本の子供たちがアメリカの子供たちよりもずっと砂糖を摂っていないのに虫歯が多い原因は、日本でフッ化物を利用した虫歯予防が進んでいないためだと言いきれます。

虫歯予防を考えるときには虫歯になることのマイナスとフッ素の害を比較しないといけません
虫歯治療時の危険、歯の中の血管を通して血流に流れ込む最近の害、虫歯の穴に詰める合金に含まれる重金属の危険。
そして治療した歯は何年か経つと再び虫歯になるリスクがあります。

国が虫歯予防としてフッ素を使おうとすると骨の病気やひどいものでは発がん性の疑いを論じて反対の声が上がることがあります。
ただ自然のままで虫歯にならないようになればいいのですが、現代社会においてフッ素を用いた予防を行う方が虫歯になって治療するより効果が高いと言えます。

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