歯と眠りの関係
揖斐郡池田町の歯医者
くつい歯科クリニックの歯の豆知識
歯と眠りの関係についてお話します。
歯の本数が睡眠時間に影響することをご存知でしょうか?
最近では、高齢者の歯の残存本数が、睡眠時間と関係するということも言われています。
健康を維持するうえで歯はとても大切です。
歯がないと、深く噛みこみすぎることが気道に影響して、呼吸を妨げてしまう可能性があると言われています。この症状が睡眠の邪魔をしてしまうのです。
睡眠時間は、短くても長くても駄目であり、理想の睡眠時間は7時間と言われています。
過不足睡眠が続くと、身体や心に大きく影響してしまう恐れがあるのです。
メタボリックシンドローム、うつ病、死亡リスクが上がる、高血圧、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす可能性もあります。
歯は年齢とともに失われる傾向があり、50代以降、急激に喪失歯が増えていきます。
歯を失う主な原因は、むし歯や歯周病であり、特に歯周病は、日本人の約8割がかかっていると言われており、抜歯の割合も高くなっていきます。
むし歯や歯周病は、予防できる病気です。
早目の予防で歯を生涯保つことができるのです。そのためには、今からしっかり予防することが大切になってきます。
むし歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢) このプラークをしっかり取り除くことが予防の基本になります。
毎日の歯みがきはもちろん、定期的に歯科医院でプロケアを受けて、ホームケアと歯科医院でのプロケアを両立することが大切です。
歯の本数は、身体の健康にもつながります。
多くの歯を健康な状態に保てるように定期的に歯のクリーニングをするようにしましょう!
また、就寝前の飲食には注意しましょう!
寝ている間は、唾液の分泌が少なくなり、むし歯が進行しやすくなります。
つまり、就寝前の飲食はむし歯菌にごちそうを与えていると言っても間違いではないかもしれません。
睡眠時間、食生活など規則正しい生活をし、ホームケアと歯科医院でのプロケアを両立して歯の寿命を延ばすように心がけましょう!