歯の豆知識
こんにちは。
揖斐郡池田町の歯医者
くつい歯科クリニックの歯の豆知識
もし自分の歯を失ってしまったらについてお話しします。
皆さんは自分の歯を失ってしまったことはありますか?
誰しもが経験することだと思いますが、子供の時乳歯が抜けて噛みにくかったり、
特に前歯が生え変わる時は一時的に歯が生えてくるまで歯抜けの状態になり見た目が恥ずかしかった思い出があります。
歯を失ってしまう原因としてはいくつかあります。
1つ目は生まれつきその歯がないことがあります。
ごく稀ですが乳歯はあるのに永久歯がないということがあります。なかなか乳歯が抜けたのに永久歯が生えてこないとなるともしかしてもともと永久歯がないのかもしれません。レントゲンで診断できます。
2つ目は虫歯です。 小さい虫歯は虫歯を削って白い樹脂で埋めたり、型取りをして詰め物、被せ物で治すことができますが、大きい虫歯で虫歯菌が歯の深部まで達して歯がボロボロになってしまい保存が不可能になってしまうと残念ですが抜歯するしか方法はないです。
3つ目は歯周病です。 軽度の歯周病でしたら歯周病の治療を続けて頂くと歯周病は治ることはありませんが進行を緩めることができ重度の歯周病まで進むことはほぼ防ぐことができます。しかし重度の歯周病、歯がグラグラして抜けてしまいそう、出血や膿が頻繁にでる、痛みがあるといった症状まで進んでしまいますと歯を保存することは難しいです。
4つ目は不慮の事故です。交通事故などで歯を強く打ってしまい残念ながら歯を失ってしまうこともあります。
もし自分が仮に歯を失ってしまったとします。
歯を失ってから起こりうるトラブルとしていくつか考えられます。
まず歯を失うことで食事がしにくくなります。
特に硬いものは噛みにくくなってしまいます。
次に歯を失うことで見た目が悪くなります。
奥歯は余程わかりませんが前歯を失ってしまうと
とたんに見た目が悪くなります。
また歯を失うことで隣の歯が寄って倒れてきてしまい
噛み合わせが悪くなってしまいます。
さらによく噛めないため唾液の分泌量が減ってしまい
口の中が乾きやすくなってしまいます。
こういったことを防ぐために歯を失ってしまったら
失った歯を補う治療をすることが必要不可欠です。
皆さんは歯を失ったらどのような治療法が思いつくでしょうか?
治療法としてはいくつかございます。
1つ目は部分入れ歯です。
隣に歯が残っている場合針金をかけて失った歯の部分を補います。
2つ目はブリッジです。
隣の歯を削り、繋がった被せ物で失った歯の部分を補います。
3つ目はインプラントです。
失った歯の部分にインプラントをします。
4つ目は何もしないです。
親知らずはもともと要らない歯なので特に何もしません。親知らず以外の歯は必要となる歯なので何かしら治療した方がよいです。
様々な治療法がありますがそれぞれメリット、デメリットがありますので自分に合った治療法を選択して下さい。
最後になりますが大切になるのは歯を失ってしまったら
そのまま放置をせずに治療を受けることです。
歯を失って特に困りごとがなくても年数が経つにつれ
歯が寄ってきて噛み合わせが悪くなり歯周病が進行してしまったり顎が痛くなったりと支障はきたしてくると思います。
また治療したからといって安心して定期検診を受けないのもよくありません。定期的に検診へいくことで虫歯や歯周病の進行予防にもなります。さらに早期に虫歯など発見することができ治療回数を少なく大がかりな治療をしなくて済むことができます。
ですので何も特になくても定期的な検診を受けるようにしましょう!!
皆様のご来院をスタッフ一同心よりお待ちしております!