歯科治療の様子

インプラント治療

インプラントの構造は右の図のように、上部構造・アバットメント・インプラント体(人工歯根)の大きく3つの部位に分けられます。歯を失った骨にインプラントを埋め込み、その上に歯を立ち上げます。歯の欠損が与える影響は、機能・審美・そして精神的にも大きなダメージです。インプラント治療は、歯の欠損における有効な治療法ですが、近年では審美性の回復も可能となる治療へとさらに発展しつつあります。

インプラントの原理

三次元CTにて精密検査



最新の高性能3次元CT「AUGE SOLIO」を導入しております。 従来の2次元の歯科用レントゲンとは違い、3次元CTは、お口の環境や歯根の形状、骨の状態まで、お口の中をより詳細に正確な検査することができ、しっかりとした治療計画を立てることが可能です。放射線量は10分の1以下で、安心で安全な治療のご提供を実現しています。

三次元CTにて精密検査

ASTRATECインプラント

当院のインプラントシステムは、安心の5年保証のASTRATECインプラントを採用しています。 ASTRATEC(アストラテック)社は、アストラゼネカグループの一員として世界中の口腔外科医、歯周専門医、補綴専門医および歯科技工士の協力を得て、取り扱いが容易でかつ適用範囲が広く、信頼性の高いインプラントシステム"Astra Tech Implant System"を創り上げました。

ASTRATECインプラント

インプラントと各種治療の違い

ブリッジ

失った歯の両脇の健康な歯を削り3本の人工の歯を被せます。

ブリッジを使った治療
  • ・噛む際に削られた歯に負担がかかる
  • ・歯根がないため噛む刺激がなく歯茎が痩せてしまう
  • ・正しい力が伝わらない
  • ・固定式であるため、装着しても違和感があまりない
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インプラント

健康な歯はそのままに、インプラントを埋め込み、1本の人工の歯冠を固定します。

インプラントを使った治療
  • ・健康な歯を維持できる
  • ・歯根があるので正しい力が加わり歯茎も健康に保てる
  • ・天然の歯と変わらない外観と機能が保てる

部分入れ歯

人工の歯を金属のバネで健康な歯に固定します。取り外しが可能

部分入れ歯を使った治療
  • ・金属のバネを掛けることで健康な歯に負担がかかる
  • ・ブリッジのように健全な歯を削らずに補える
  • ・金属が見えるため見栄えも悪く違和感を感じてしまう
  • ・付け始めは会話の際に発音がしずらい(総入れ歯は特に)
  • ・比較的治療が簡単
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インプラント

健康な歯はそのままに、インプラントを埋め込み、1本の人工の歯冠を固定します。

インプラントを使った治療
  • ・時間とともに骨とインプラントが結合するため外観も機能も天然の歯と同じ感覚で違和感がない
  • ・1本1本単独で固定されているため安心して噛める

総入れ歯

人工の歯を歯茎全体に被せます。

総入れ歯を使った治療
  • ・歯茎が痩せてぐらつき、ズレにより食べ物が挟まる
  • ・嘔吐反射が強い方は長時間の装着が困難
  • ・毎回外して洗う等のわずらわしさがある
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インプラント

複数のインプラントで人工の歯全体を固定します。

インプラントを使った治療
  • ・顎の骨にしっかりと固定されるためぐらつきがない
  • ・食べ物が間に挟まることがほとんどない
  • ・天然の歯と同様の外観と機能を保つことができる

インプラント費用

インプラントの原理

インプラント10年保証

インプラントの10年保証

インプラント治療の流れ

1. 術前検査

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2. インプラント埋入計画、
術前検査に準じた残存歯の術前治療

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3. インプラント埋入手術

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4. 抜糸

1週間〜10日程度で行います。インプラント体と骨との結合を待ちます。上顎の場合は約6ヶ月、下顎の場合は約3ヶ月と言われていますが、この期間に関しては個人差があります。

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5. 二次手術

局所麻酔をしてインプラント周囲の歯肉の形態を整え、キャップをします。

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6. アバットメント交換

インプラント体に歯の土台となる部分をつけます。

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7. 型取り

インプラントの『歯の部分』を作るための精密な型取りをします。

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8. かみ合わせ

精密な噛み合わせの記録をします。

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9. インプラントの
 上部構造を装着

(装着する材料や方法は各種あります)
装着方法も大きく分けてスクリュー固定式とセット固定式の2種類あります。

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10. メインテナンス

インプラント専用のメインテナンスを定期的に継続して行い長期的なインプラントの安定をサポートいたします。

(※)インプラント埋入部位に骨や周囲軟組織の足りない場合には、インプラント治療の成功のために補足的に手術前や術中、術後に歯周形成外科手術や骨造成手術が必要になるケースもあります。


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インプラント治療のQ&A

Q インプラントとは何ですか?
A歯を失った骨に人口の歯根であるインプラントを埋め込み、その上に歯を立ち上げます。
ブリッジや部分入れ歯のように隣の歯に負担をかけませんので、インプラント治療は、歯の欠損における有効な治療法です。
Q インプラントの費用はどの位かかりますか?
Aインプラント治療は、健康保険適応外の治療になりますので1本あたりおおよそ40万円程度の費用が必要になります。
また、インプラントもご自身の歯と同じように定期的なメンテナンスが必要になります。
インプラントのメンテナンスも健康保険適応外になりますので、当院では1本あたり5,500円の費用をいただいております。
インプラントのメンテナンスの頻度は、おおよそ2回~4回/年 患者様の状態により行わせていただきます。
Q インプラントの治療期間はどの位かかりますか?
Aインプラントを骨に埋め込んでから、骨としっかり結合するまである程度のお時間が必要になりますので、被せ物装着まで、インプラントを埋め込んでから、おおよそ上顎で7か月~9か月程度、下顎で4か月~6か月程度の治療期間が必要になります。
Q インプラントの年齢制限はありますか?
A インプラントは人口の歯根を顎の骨に埋め込みますので、顎の骨の成長が完全に終わる20歳以上の方が適応になります。
高齢の方でも全身状態に問題がなければ、インプラント治療は十分可能です。
Q インプラントできない場合はありますか?
A インプラント治療は、人口の歯根を顎の骨の中に埋め込む治療になりますので、重度の歯周病により顎の骨が極端に少ない方は、インプラント治療が困難な場合がございます。
妊娠中の方、全身疾患(糖尿病、高血圧、骨粗しょう症など)のある方は身体の状態によってはできない場合がありますので主治医の先生とご相談の上、インプラント治療が可能かどうかを判断させていただいております。
また、インプラントは清掃不良による、インプラントの周囲の歯ぐきの炎症でインプラントを支えている骨がなくなってしまい、インプラントが抜けてしまう場合がございますので、身体が不自由でご自身でのブラッシングが困難な方もお断りさせていただく場合がございます。
Q インプラント治療の痛みはありますか?
A インプラント治療において患者様に一番負担がかかるのが、一次手術(インプラントを顎の骨に埋め込む手術)です。
術中は、麻酔を使いますので、痛みを感じることはほとんどありませんが、麻酔が切れた後は、歯を抜いた後のような痛みや違和感が出ることがあります。
個人差もありますが、中には全く痛くないとおっしゃられる患者様もみえます。
当院では、手術時間を短くすることにより、なるべく患者様への負担を軽減できるように、歯科医師が日々研修を積んでおりますので、ご安心下さい。
一次手術以外の処置はほとんど痛みが出ないと思っていただいて大丈夫です。
Q インプラントと入れ歯の違いは何ですか?
A 上記のインプラントと各種治療の違いの項目を見ていただけると分りやすいのではないかと思います。
部分入れ歯は、人工の歯を金属のバネで健康な歯に固定します。
取り外しが可能金属のバネを掛けることで健康な歯に負担がかかってしまいます。
また、金属のバネが見えるため見栄えも悪く、取り外しが可能なので固定力が弱いので、安定感が悪く硬い食べ物が食べにくく、付け始めは会話の際に発音がしにくいというデメリットがありますが、一部の部分入れ歯には、健康保険が適応されますので、比較的安価で製作が可能です。
Q インプラントはどの位もちますか?
A 正しいホームケアと定期的なメンテナンスを継続していただければ、何十年と使っていただくことは十分可能です。
インプラントは、天然歯に比べ、清掃不良にとても弱いので、インプラントを長持ちさせるには、正しいホームケアと定期的なメンテナンスがとても大切です。
Q インプラントの材料は何ですか?
A 当院では、世界的に有名なASTRATEC(アストラテック)のインプラントを使用しております。
ASTRATEC(アストラテック)のインプラントは、生体親和性の高いチタン製になりますので、身体への害も少なく安心です。
Q インプラントのメリットとデメリットは何ですか?
A インプラントのメリット
・健康な歯を削ったり、隣の歯に負担をかけないので、健康な歯を維持できる。
・歯根があるので正しい力が加わり歯茎も健康に保てる。
・天然の歯と変わらない外観と機能が保てる。
インプラントのデメリット
・健康保険適応外の治療法なので高額である。
・手術に恐怖を感じる人がある。
・部分入れ歯のように全ての方に適応できない。