虫歯について

こんにちは!

揖斐郡池田町の歯医者 くつい歯科クリニックの非常勤Dr、赤堀です。

私は普段は大学病院で保存科というところに所属しており、虫歯治療、根管(神経の根っこ)治療を専門に行っています。

今日は初めましてということで虫歯の話をしたいと思います。

みなさん虫歯ってどんなものか知っていますか?馴染みのふかい聞きなれた言葉だとは思いますがもう少し細かく知ってみませんか?

ということで私が皆さんに知って欲しいなと思うことを書いてみたいと思います。出来るだけ分かりやすく書くのでぜひ読んでみてください!

虫歯は簡単に言うと”口の中の細菌の活動によって歯が溶かされる病気”です。専門用語ではカリエスといいます。

虫歯自体は神経の病気、歯ぐきの病気とは物が異なります(その関係性はまたの機会にお話できたらなと思います)

さて、この虫歯というものは大きく分けて二種類あるというのをご存知でしょうか?

分類の仕方によってはさらに細かく分かれるのですがここでは大きく二つに分けます。

それは

一次カリエスと二次カリエス

です。

それぞれをざっくりと説明しますと、一次カリエスというのはもともとの歯に出来た最初の虫歯、二次カリエスというのは、一次カリエスを治療した後の隙間などに再び出来た虫歯という風になります。

”最近日本人の虫歯の数は減少してきている”という話を耳にすることはないですか?実はこれは一次カリエスの話であって、二次カリエスは減っていません(むしろ一次カリエスが減っている分割合的には増加しています)

しかし一次カリエスも二次カリエスも同じカリエス…同じように歯を溶かしていくのです。

つまり”虫歯を治したからもう安心だ”という風にはならない(なれない)のです。

ではこの二次カリエスについて、簡単にですが原因と予防法をお話します!

二次カリエスの原因には大きく分けて2つあります。

それは、”清掃不良”と”金属・プラスチック材料の劣化”です。

続いて予防法ですが、それは原因をなくすことです!

まず”清掃不良”をなくすにはですが、これは歯と治療したところの間をしっかり磨くことを意識してください、虫歯菌もエサがないところでは生活しづらくなります。また、歯医者にいってPMTC(プロフェッショナルケア)を受ける、定期健診にいって掃除してもらうことも予防につながります!定期健診だと早期発見にもつながりますのでよりよいと思います!

次は”金属・プラスチック材料の劣化”です。これをなくすには腐食・劣化しにくい材料を使って治療するしかありません。たとえば、プラーク(歯の垢)の付きにくいセラミックや歯と馴染みやすいゴールドなどです。

もっと細かい話もしたいのですが、終わりが見えなくなってしまうので今日はこの辺りで失礼致します。

くつい歯科では患者様のニーズにお応えできる治療法・最新機器を各種取り揃えておりますので何でも気軽に相談してください!

産まれたての赤ちゃんは虫歯菌を持っていないのです!

赤ちゃんは虫歯菌を持っていないと言われています。

どこから菌をもらってしまうのでしょうか?

それは、菌を持っている大人から感染すると言われています。

菌がうつらないように、口移しで食べ物をあげない、子供にキスをしない等、
注意されている方もみえると思います。
熱い食べ物を、フーフーして食べさせてあげるだけでも感染すると言われます。
厳密に言えば近くで喋っているだけでも、気がつかないだけで、唾液が飛んで
感染してしまいます。

徹底することは、なかなか難しいですね。

では、どうしたら良いのでしょうか?

まずは、大人(ご自身)の虫歯菌を減らしましょう!

現在虫歯があるのであれば、しっかり治療しましょう。
そして毎日の歯磨き、歯科医院で歯石除去をし、虫歯菌を減らせば、
お子様が虫歯になるリスクは軽減されます。

定期的に検診を受け、お口のお掃除をしましょう!

 

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